1月〜3月は献血者数が減少する季節といわれる。輸血用血液の安定供給を目指そうと、千葉県内の献血ルームでは、占いやマッサージといったサービスを始め、献血者の人気を集めている。
「毎年冬になると、風邪やインフルエンザによる体調不良が原因で、献血ルームを訪れる人が減る」と話すのは、県赤十字血液センター(船橋市)の担当者。平成18年度の月別献血者数で見ると、9月は1万8930人だったのに対し、3月は1万7021人と、2千人近い開きがある。 月別の格差を少しでも減らし輸血用血液を安定確保することが重要だとして、同センターでは、各地の献血ルームで積極的なサービスを講じている。 柏市の「柏献血ルーム」では2月3日までの火、水曜日に、献血者を対象に占いサービスを展開。占いを行うのは、そごう柏店で営業するプロの占い師だ。献血者は四柱推命や手相、タロット占い、姓名判断などを体験できる。今月12日からサービスを始めたところ、「献血後に占いを待つ人が後を絶たない」(担当者)という。午前中に訪れた献血者30人のうち、12人が占いサービスを受けるなど人気は上々だ。 同ルームでは2月の平日に先着30人に、近くの老舗パン店の焼きたてクリームパンなどをプレゼントする新企画も予定している。 また、松戸市の「献血ルームPure」ではネイルアートのサービスを1月の第1、3水曜日に実施したほか、船橋市の「献血ルームフェイス」でも昨年マッサージサービスを行うなど、ユニークな企画で若者の関心を集めている。 同センターによると、ここ数年は献血者数が増加傾向にあるとしながらも、「県内の輸血用血液の要請は伸びている」という。このため、同センターでは献血ルームでの多彩なサービスを周知し、たいとしている。 【関連記事】 ・ アキバ系の献血ルームも登場 “若い血”求めあの手この手 ・ 献血して「ネイルケア」 西梅田献血ルーム、男性に人気 ・ 「400ミリ献血17歳から」年齢引き下げ 厚労省検討会 ・ “大地震起きる”予言の余波…防災意識、一気に高まる!? ・ 国会でマッサージチェア!?野田氏、ホッとひと息 ・ <水俣病訴訟>患者会と国など和解協議 東京でも提訴へ(毎日新聞) ・ 「のぞみ」を退く新幹線車両500系のバームクーヘン、20日から発売(産経新聞) ・ 小沢氏「本来なら形式犯」 事態の沈静化に自信(産経新聞) ・ 16歳の少女を2カ月も“支配” 33歳男のゆがんだ欲望(産経新聞) ・ <はなかっぱくん>NHK教育のテレビアニメに 3月放映(毎日新聞)
by svh7utptav
| 2010-01-25 12:41
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