五輪モーグル 娘に、妻に称賛惜しみなく 上村4位(毎日新聞)

 【バンクーバー乗峯滋人】13日(日本時間14日)に当地のサイプレスマウンテンで行われた、バンクーバー五輪のフリースタイルスキー女子モーグルで、メダルの期待を集めていた上村愛子選手(30)=北野建設=は惜しくも4位に終わった。しかし、常に上村選手を支えてきた母は、重圧と戦いながら五輪で全力の滑りを見せた愛娘に惜しみない称賛を送った。夫のアルペンスキー五輪代表、皆川賢太郎選手(32)=竹村総合設備=は27日に試合を控えるため、新潟県の実家からテレビで妻の大一番を見守り、「最高の滑りを見せた」とたたえた。

 「今までのことすべてに『頑張ったね』って言ってあげたい」。高校生で出場した長野五輪以来、常にプレッシャーと戦い続けてきた上村選手に、母圭子さん(58)は温かい言葉を贈った。

 上村選手が「結婚してつらいのはお母さんに会えないこと」というほど仲の良い親子。圭子さんのバンクーバー入りに合わせて上村選手が「絶対大丈夫だよ。大好きだよ」と手紙を渡せば、圭子さんからは「感動した」というメールが届いた。

 5位に終わったトリノ大会では、圭子さんが手作りの金メダルを渡した。今大会は、花束や応援する人たちの寄せ書きを準備した。しかし、あと一歩でメダルはならず。それでも圭子さんは「大満足です」。会場でプレゼントを渡す機会はなかったが、一瞬、目があった際には、お互いの顔から満面の笑みがこぼれた。

 一方、夫の皆川選手は昨年6月の結婚以来、二人で一緒に練習し、時に技術を教え合い、時に励まし合ってきた。試合の前夜にも上村選手は日本に電話し、皆川選手は「自分の滑りをしっかりやれば大丈夫」と力づけた。

 「世界のトップレベルになると、結果は天気みたいなもの、その日にどの選手が“晴れるか”という感じ。彼女も最高の滑りを見せたと思う」とコメントした皆川選手。27日の本番に向け、自身は15日に日本を出発する。「愛子もきちんとゴールして結果を残したので、自分も200%の力を出したい」という夫に、上村選手は「私が全力で頑張った姿はしっかり見てくれたと思う。賢太郎さんもガツンとやっちゃってください」とエールを送った。

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by svh7utptav | 2010-02-20 08:19
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